2024/2025シーズンにおけるオーストラリア競馬の年度表彰が発表され、年度代表馬には中距離戦線で歴史的活躍を披露したヴィアシスティーナが選出された。

　昨シーズンのヴィアシスティーナは8月のG1ウィンクスステークスで始動すると、コックスプレートを8馬身差でレコード勝ちするなど上半期だけでG1レースを4勝。2月に再始動した下半期は初戦のG2アポロステークスこそ取りこぼすも、次戦のベリーエレガントステークスからクイーンエリザベスまで3連勝し、ウィンクスの持つG1レース7勝のシーズン最多勝利記録に並んだ。

　なお、ヴィアシスティーナは最優秀中距離馬も受賞して二冠に輝き、最優秀3歳牡・セン馬のブロードサイディングは前年の最優秀2歳馬から2年連続の選出。ヴィアシスティーナを管理するC.ウォーラー調教師と主戦のJ.マクドナルド騎手も、前年に続きそれぞれG1最多勝調教師とG1最多勝騎手を受賞している。

各部門の受賞馬および受賞者は以下のとおり。

年度代表馬：ヴィアシスティーナ

最優秀短距離馬：ベラニポティナ

最優秀中距離馬：ヴィアシスティーナ

最優秀長距離馬：ナイツチョイス

最優秀2歳馬：マルフーナ

最優秀3歳牡・セン馬：ブロードサイディング

最優秀3歳牝馬：トレジャーザモーメント

G1最多勝調教師：C.ウォーラー

G1最多勝騎手：J.マクドナルド

リーディングサイアー：ズースター