ダノンデサイル近親が3日目最高額!半弟は日本でダビスタ薗部氏が落札/キーンランド9月セール
2025年09月11日 17:55
10日、米国を代表する1歳馬のセール、キーンランド・セプテンバーセールの3日目(セッション3)が行われた。
最上級のカタログ「ブック1」の2日間が終了し、「ブック2」の初日だったにもかかわらず、この日だけで100万ドル(1億4500万円)以上の落札馬が13頭。初日からの合計では100万ドル(ミリオン)ホースがセール史上最多の48頭となり、活況が続いている。
3日目の最高額は上場番号731番のガンランナー産駒(牡1、母ジンジャ)で190万ドル(約2億7600万円)で、スペンドスリフトファームが落札した。キーンランド社の公式ホームページでは「日本のチャンピオン、ダノンデサイルのファミリーです」と紹介され、同ファームのゼネラルマネジャーは「今日のセールで最高の牡馬だと思いました。文句のつけようがありません。この馬を手に入れることができて本当にうれしいです」とコメントしている。
母ジンジャはBCジュヴェナイルフィリーズ2着トップデサイル(ダノンデサイルの母)の半妹という血統。昨年11月のファシグティプトン社セールで29万ドルで落札された後に日本へ輸入され、持ち込み馬として3月にコディーズウィッシュ産駒(牡)を出産。キーンランド・セプテンバー3日目の最高額落札馬の半弟になるコディーズウィッシュ産駒は7月のセレクトセール当歳部門に上場されており、競走馬育成ゲーム「ダービースタリオン」の生みの親として知られる薗部博之オーナーが3000万円(税抜き)で落札している。