現地13日、カナダのウッドバイン競馬場でG1ナタルマステークス（2歳牝馬、芝8ハロン）が行われ、伏兵コルシアヴェローチェが鮮やかな差し切り勝ちを見せた。

　最内枠から先行集団の4番手付近につけたコルシアヴェローチェはL.デットーリ騎乗で逃げるラキュラスの真後ろで機を伺い、直線入り口で三分どころまで出してスパート。ゴール前で粘るラキュラスをかわすと、外から迫るホットマッシュの追撃も半馬身差で退けた。

　J.キャロル厩舎のコルシアヴェローチェはプラクティカルジョーク産駒。デビュー3連勝でG1馬となり、鞍上のF.エイブリー騎手は嬉しいG1初制覇を果たした。