豪G1インビテーションS、外枠から積極策のセパルスが快勝
2025年09月21日 10:21
現地20日、豪コーフィールド競馬場で行われたG1インビテーションステークス(3歳以上、芝1400m)は、促されて2番手につけた2番人気のセパルスが最終コーナーから先頭に立ち、後方2番手から大外を追い込む5番人気ミスルンビニを振り切った(0.75馬身差)。
15頭立て14番枠のセパルスはスタートから鞍上に促されて2番手の位置を取り切ると、逃げ馬の外を離れず追走。最終コーナーから並んで直線を前に先頭へ顔をのぞかせ、残り200mでは1馬身ほど抜け出して押し寄せる後続を振り切った。
2着のミスルンビニから0.35馬身差の3着に中団の後ろからフェローチェ(9番人気タイ)が続き、1番人気のエンジェルキャピタルは後方3番手から入った直線で進路が無くさらに0.2馬身差の4着に敗れた。
セパルスはC.ブラウン調教師が管理するケイリクス産駒の4歳セン馬でG1初制覇。今年3月のオーストラリアンギニーでは1番人気に推されるもフェローチェの4着に敗れていた。これで重賞2勝目としている。
なお、3番人気ながら13着に沈んだアナザーウィルはレース後に運動誘発性肺出血を発症していることが明らかになった。