シンエンペラーの帯同馬としてフランスに遠征しているジャックオダモ（牡3、矢作）が24日、コンピエーニュ競馬場で未勝利戦のベタンクールアンヴァロワ賞（芝1600メートル）に出走し、惜しくも2着に敗れた。

　地元フランスの若手トップジョッキー、アレクシス・プーシャン騎手を背に道中は中団の外を追走。直線は内ラチと外ラチで2つに分かれた馬群の外ラチ側を選択し、最後は素晴らしい伸びを見せたが、外ラチ沿い2頭の追い比べでわずかに遅れた。

　現地紙「パリチュルフ」も「異例の出来事」と報じた今回の出走。初めての欧州でのレースで、初勝利はならなかったものの、2着という成績を残した。

　コンピエーニュ競馬場の、この日の馬場状態はペネトロメーター「5・0」の不良馬場。来週末に凱旋門賞（G1、芝2400メートル、10月5日＝パリロンシャン）が行われるフランスの今後の天気も気になるところだ。

出典：日刊スポーツ