豪3歳G1ゴールデンローズSをレコード勝ちのバイヴァハト、次戦はジ・エベレストか
2025年09月28日 09:04
現地27日、豪G1ゴールデンローズステークス(3歳、芝1400m)がローズヒルガーデンズ競馬場で9頭により争われ、内枠を利して主導権を握った5番人気のバイヴァハトが直線入口からリードを広げると、1分20秒79のトラックレコードで逃げ切った。
2番枠のバイヴァハトはスタート直後こそ2番手だったが、先頭の馬が消極的なのを見てハナに立つとマイペースに持ち込み、最終コーナーの残り400m標識からスパート。背後のラチ沿いから追いすがる2番人気ウォートンを4.14馬身差と寄せつけずに逃げ切った。
1番人気のテンプテッドは道中でウォートンと並走も外を回り、さらに0.16馬身差の3着に敗れた。
ゴドルフィン所有のバイヴァハトは2019年のゴールデンローズS覇者でもあるビヴァーク(父エクシードアンドエクセル)産駒の牡馬で、2着のウォートンともどもC.ウォーラー調教師の管理。今年の2月にデビュー3戦目のG2シルバースリッパーステークスで初勝利を挙げ、5戦ぶりの通算2勝目も重賞で手にした。
豪競馬メディア『racenet.com.au』は、1番人気で3着に敗れたテンプテッド(C.マー調教師)も所有する豪ゴドルフィンのマネージングディレクター、A.マキヴ氏の話として、バイヴァハトとテンプテッドの双方にジ・エベレスト出走の可能性があることを報じている。