豪G1ザメトロポリタンはロイヤルスプレマシーが快勝、次戦はメルボルンCが濃厚

2025年10月08日 12:50

 現地4日、豪ランドウィック競馬場で行われたG1ザメトロポリタン(3歳以上、芝2400m)は、3番人気のロイヤルスプレマシーが中団後方で直前の1番人気ソウルオブスペインをマークして進み、直線の追いくらべから0.77馬身抜け出して快勝した。

 ロイヤルスプレマシーは18頭立ての9番枠から内ラチに寄せて後方から進み、中盤では10番枠から中団につけていたソウルオブスペインの背後に位置を上げる。そのまま直線に向かってついていくと追いくらべに持ち込み、残り100mの手前から抜け出して決着をつけた。

 さらに0.29馬身差の3着には後方から勝ち馬を追撃した9番人気のジュジャキボが続き、2番人気のバードマンは7着に終わった。

 ロイヤルスプレマシーはC.マー調教師が管理するメイクビリーヴ(父マクフィ)産駒の5歳セン馬で重賞初制覇。2023年8月に英国のA.ボールディング厩舎からデビューして重賞戦線で活躍すると、昨年夏を最後に豪州へ移籍して勢されるとともに今年5月に復帰していた。

 豪競馬メディア『racing.com』によると、マー師は「恐らくメルボルンカップに向かうと思う。1.5マイル(2400m)でかなり良かったから、2マイル(3200m)がどうか見てみよう」とコメントしている。