現地4日、米アケダクト競馬場でG1フリゼットステークス（2歳牝馬、ダート8ハロン）が行われ、J.ロサリオ騎乗のアイアンオーチャードがライリートールとの競り合いを制して無敗を守った。

　序盤のアイアンオーチャードは先頭から差のない4番手付近で機を伺い、中盤でいったん6番手まで下げることに。ペースが上がり始めた第3コーナーで外から進出していき、直線半ばで先頭に立ったところで内の伏兵ライリートールと馬体を併せての叩き合いが始まり、最後はハナ差で競り勝った。

　D.ガーガン厩舎のアイアンオーチャードは2020年にケンタッキーダービーやブリーダーズカップクラシックなどを制して年度代表馬となったオーセンティックの産駒。デビュー3連勝で父に産駒のG1初勝利をプレゼントした。