現地11日、仏シャンティイ競馬場でG2クリテリウムドメゾンラフィット（2歳、芝1200m）が行われ、M.バルザローナ騎乗のサマンガンが快勝した。

　5頭立てのレースはほぼ一団で進み、サマンガンは3番手から残り300メートル付近で楽な手応えのまま先頭へ。鞍上が追い出してからはあっという間にセーフティーリードを築き、2着のストリートショーに2馬身半差を付けてゴールした。

　F.グラファール厩舎のサマンガンはブルーポイント産駒のアガ・カーンスタッド所有馬。前走の仏G3エクリプス賞で重賞初制覇しており、今回でデビュー2戦目からの連勝を3に伸ばした。

　おばには仏オークスなどG1を3勝のサラフィナ（父リフューズトゥベンド）がおり、その産駒のジェニアル（父ディープインパクト）は仏G3メシドール賞、サヴァラン（父ディープインパクト）は仏G3オマール賞を勝っている。