「応援に感謝」凱旋門賞で日本馬最先着の名手が5度目の英国リーディングジョッキーを報告
2025年10月17日 16:49
オイシン・マーフィー騎手(30)が16日、自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿し、5度目の英国リーディングジョッキーに輝いたことを報告した。
英国のリーディングジョッキーは毎年「英2000ギニー競走当日から英チャンピオンズデーまで」の期間で勝利数を集計。今年は5月3日から10月18日となっており、首位のマーフィー騎手は現時点で143勝を挙げ、2位のビリー・ロックネイン騎手の108勝、3位のロッサ・ライアン騎手の94勝を大きく引き離し、5度目のリーディングを確定させている。
先日フランスの凱旋門賞では日本馬最先着(5着)となるビザンチンドリームに騎乗。これまでに短期免許で来日し、スワーヴリチャードでジャパンC制覇、米国ではマルシュロレーヌでBCディスタフを勝つなど、日本の競馬関係者、競馬ファンにもおなじみの名手は「ジョッキーズチャンピオンシップ(リーディング争い)に一度でも勝てるなんて思っていませんでした…。ましてや、5回もチャンピオンジョッキーになれるなんて。2025年に応援してくれた皆さんに感謝します。そして、シーズンのすべての私の思いをここに記します」とつづり、今年の英国内各地での開催のハイライトを振り返り、「土曜日のチャンピオンズデーで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」と伝えている。