オブライエン師が負傷休養中の名手ライアン・ムーアについて語る「来年に復帰すると思います」

2025年10月17日 16:51

 アイルランドのエイダン・オブライエン調教師(56)は16日、右大腿(だいたい)骨の骨折で戦列を離れている英国の名手、ライアン・ムーア(42)が年内は休養に専念し、復帰は来年になる見込みだと語った。アットザレーシズ電子版が伝えている。

 ムーア騎手は大腿骨の疲労骨折が判明し、9月上旬から騎乗を中止。年内休養の可能性が伝えられてきた。ムーア騎手と優先騎乗契約を結ぶクールモア(オブライエン厩舎)は現在、ムーア騎手の代役として、クリストフ・スミヨン騎手がファーストジョッキーになっている。オブライエン厩舎は今後に控える米国のBC開催や香港国際競走もムーア不在で挑むことになる。

 オブライエン師は「ライアンは復帰に向けて順調にきています。来年に復帰すると思っています。ライアンに聞けば、もっとくわしく話すかもしれないけど、今回のケガは時間をかけて治す必要があるし、ライアンも短期的にではなく、長期的に考えていると思います」とコメントしている。

出典:日刊スポーツ