現地18日の英G1クイーンエリザベス2世ステークスで4着だったドックランズは、予定どおり11月23日に京都競馬場で行われるG1マイルチャンピオンシップに向かうようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

　H.ユースタス厩舎のドックランズはマサート産駒の5歳馬。6月のクイーンアンSではロザリオンやノータブルスピーチらマイルの実績馬を下してG1初制覇を果たした。その後は欧州のマイルG1で5着、4着、4着とあと一歩の成績が続いている。

　それでもユースタス調教師は前走について「素晴らしい走りだったと思う。レース展開よりも馬場の悪さが彼の末脚を鈍らせたとトム（マーカンド騎手）は感じていた」「もし馬場がもっとよかったら3着はあっただろう。彼の走りには満足している」とコメント。

　マイルチャンピオンシップに万全の状態で臨めるかとの質問には「そのとおり。調子が良ければまだいけると思う」と返答。11月7日に日本へ向かう予定だとし、鞍上はクイーンアンSを制した際に騎乗したオーストラリアの名手、M.ザーラ騎手が務めることを明かした。