現地31日、米デルマー競馬場でG1ブリーダーズカップジュベナイル（2歳牡馬・セン馬、ダート8.5ハロン）が行われ、来年のケンタッキーダービー最有力候補と目されているテッドノフィーがデビュー4連勝を収めた。

　レースはケンタッキーダービー路線の有力馬候補に挙げられている2番人気のブラントが逃げ、1番人気のテッドノフィーは差のない2番手で追走。直線入り口で外からテッドノフィーが前に出ると、内で追いすがるブラントとの叩き合いを制して無敗をキープした。

　1馬身差の2着には3番手追走で機を伺っていたミスターエーピーが浮上。ブラントはさらに半馬身後方で3着争いを制すのが精いっぱいだった。

　T.プレッチャー厩舎のテッドノフィーはイントゥミスチーフ産駒。デビュー勝ち後にG1ホープフルステークスを8馬身半差で圧勝し、10月4日にはG1ブリーダーズフューチュリティも制覇。さらに今回も勝ってデビューから無傷の4連勝とした。29日から始まったケンタッキーダービーへ向けた長期前売り、フューチャー・ウェイジャーの第1回目（プール1）では実質的な1番人気に推されている。