ドバイWCやBCターフを制したローマンズ調教師、米上院議員選への立候補表明

2025年11月14日 12:15

 ドバイワールドカップやブリーダーズカップターフなど数々のG1を勝ち、通算2200勝以上を挙げている名伯楽のD.ローマンズ調教師が、来年のケンタッキー州上院議員選挙に立候補する意向を表明した。米競馬メディア『Daily Racing Form』などが報じている。

 ローマンズ師は「無所属の民主党」として出馬すると発表。まずは来年5月に行われる民主党の予備選で指名争いをすることになる。

 同師は「民主党の方針に縛られることはない。共和党の新人上院議員のように大統領の操り人形になるつもりもない。私はケンタッキーを愛しており、私たちの州にはワシントンで人々に寄り添う上院議員が必要だと確信している」と述べ 「破壊的な関税」の廃止や州営企業に対する「有害な過剰規制」の撤廃を目指す意向を示した。

 ローマンズ調教師が手掛けてきた主な馬には、ドバイWCを制したロージズインメイ、BCターフを勝ったリトルマイク、プリークネスステークスでクラシック制覇を果たしたシャックルフォード、ジョーハーシュターフクラシックなどを勝って種牡馬としても大成したキトゥンズジョイなどがいる。