米G3ジョッキークラブオークス、フィオンが快勝で“ターフティアラ”二冠
2025年11月16日 11:12
米アケダクト競馬場で現地15日に3歳牝馬を対象とする芝三冠“ターフティアラ”最終戦のG3ジョッキークラブオークス(11ハロン)が行われ、2周目の向正面を後方2番手で通過した2番人気のフィオンが、直線で馬場の真ん中から突き抜けて快勝した。
二冠目のサラトガオークス勝ちで1番人気のローレリンは勝ち馬の直前から先に抜け出すもゴール前で捕まり1/2馬身差の2着、最低8番人気のドントジンクスイットが逃げ粘り、さらに3馬身差で3頭が並ぶ3着争いを制した。
B.コックス調教師が管理するトワーリングキャンディ(父キャンディライド)産駒のフィオンは9月10日のG3デュエリンググラウンズオークスに続く4度目の重賞制覇。7月に一冠目のベルモントオークスを制す一方、サラトガオークスは見送っていた。
ニューヨーク競馬協会(NYRA)の公式サイトによると、フィオンを共同所有するM.リー氏は「我々はカリフォルニアでもう一戦するかもしれない。アメリカンオークスに挑戦してみるのも良さそうだ」「ブラッド(コックス師)がプランをくれるだろう」と12月26日のG1アメリカンオークスを次の狙いに挙げている。