ハットトリック系のネクストマイン、イタリアG2で重賞初制覇
2025年11月18日 11:25
現地16日、イタリアのサンシーロ競馬場でG2ヴィットーリオディカプア賞(芝1600m)が行われ、サンデーサイレンス系ハットトリックの血を引くドイツ調教馬ネクストマインが圧勝した。
7頭立てで最後方からのレースとなったネクストマインは最後の長い直線で先行勢の外に持ち出してスパートを仕掛け、残り200メートル手前で先頭に。そのまま後続を突き放し、最後は2着のアーニスマスターに4馬身差を付けてゴールした。
ネクストマインはドイツのW.ヒクスト厩舎が管理する3歳馬で、父は日本でマイルチャンピオンシップなどを制したハットトリックの産駒にあたるダビルシム。これまではドイツとイタリアの重賞で善戦止まりだったが、ここで待望の重賞初制覇となった。