豪G1レイルウェイS、ウォッチミーロックが一騎打ちを制して人気に応える

2025年11月23日 10:02

 豪G1レイルウェイステークス(3歳以上、芝1600m)が現地22日にアスコット競馬場で16頭により争われ、3、4番手で並走した1番人気ウォッチミーロックと4年ぶりの2勝目を狙う2番人気ウエスタンエンパイアが一騎討ちを演じた末に0.75馬身差でウォッチミーロックに軍配が上がった。

 4番枠のウォッチミーロックは1番枠のウエスタンエンパイアを内に置いて好位を追走し、直線では大外からスムーズに進入。先行する2頭の間を突いたウエスタンエンパイアに先んじると、巻き返しにくる相手をゴールまで抑え込んだ。

 さらに1.16馬身差の3着争いは、中団から内ラチ沿いを立ち回った13番人気のセンチメンタルヒーローが制した。

 ウォッチミーロックはG&A.ウィリアムズ調教師が管理するオーサムロック(父ファストネットロック)産駒の5歳セン馬。前走のG3アジアンボーステークスで重賞初制覇を飾ったばかりで、この結果により通算成績を19戦11勝(2着4回)としている。