エコノミクスはインドで種牡馬入り、ラザットの父やサトノインプレッサらの同僚に

2025年11月26日 12:00

 昨年のアイリッシュチャンピオンステークスを制し、今年10月の英チャンピオンステークスで1年ぶりに実戦復帰するも、鼻出血の再発により引退したエコノミクスが、インドのプーナワラスタッドに売却されて種牡馬入りすることになった。英競馬メディア『racingpost.com』が報じている。

 プーナワラスタッドは近年、欧州の繁殖セールでステークス勝ち実績のある牝馬やブラックタイプの勝ち馬を輩出した牝馬を数多く購買しているインド馬産界の大手。ラザットやリージョナルの父テリトリーズ、英国でG2勝ちのムタサーベク、2020年に毎日杯を勝ったディープインパクト産駒のサトノインプレッサらも種牡馬として供用している。

 プーナワラスタッドのマネージングディレクターを務めるS.プーナワラ氏は「エコノミクスの3歳時は才能にあふれ、ダンテステークスと愛チャンピオンSでの勝利を見て、我々は感銘をうけた」「我々は種牡馬を探していたが、近年は彼のような競走馬を手に入れるのが容易ではない。だから、今回はすぐにスタートを切った」と獲得の経緯に触れている。

 また、プーナワラ氏は「(プーナワラ・グループ共同創設者の)Z.プーナワラ氏は、どのような活動においても常に水準の向上に努めてきたが、彼はインド産の競走馬を国際的に認知され、リスペクトされる存在にするべく情熱を注いでいる。まさに日本が競走馬生産のスタンダードを一段と高めたように、規模は小さくても、彼も同じことを成し遂げたいと願っている」と続けた。