【香港カップ】ベラジオオペラが栗東坂路で国内最終追い 上村師「今日で大方仕上がったと思う」
2025年12月01日 16:40
<香港カップ:国内最終追い切り>
前走宝塚記念2着のベラジオオペラ(牡5、上村)が1日、香港カップ(G1、芝2000メートル、14日=シャティン)に向け、栗東で国内最終追い切りを行った。調教師自ら手綱を握り、坂路で動きを確認。単走で4ハロン54秒1-12秒1と、ラストはスムーズに伸びた。上村師は「しまいはしっかり反応を確かめたくて、予定通りできた。びっしりやっているし、今日で大方仕上がったと思う」とうなずいた。
苦手な暑さを考慮しながらここまで調整。レース間隔が空いた分、10月29日の帰厩後でじっくりと乗り込んだ。「中途半端な仕上げはしない」とトレーナーは大一番に向けて気合十分だ。
国内G1・2勝のオペラにとって、今回が初の海外挑戦。「初めての海外遠征なので、そこはやってみないと分からないけど、日本でやれることはやったつもり。賢い馬なので対応してくれると思う」と前向きな姿勢だ。舞台は変わるが、芝2000メートルは2連覇した大阪杯と同じで「ベストだと思いますよ。(前に)行ってもいいし、中団からでも競馬できると思っています」と見通した。