KYダービー選定シリーズ初戦、カトレアSを制したのはサトノボヤージュ
2025年12月02日 10:45
日本馬を対象としたケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Japan Road to the Kentucky Derby」の初戦にあたるカトレアステークス(2歳、ダート1600m)が29日に東京競馬場で行われ、1番人気に推されていたサトノボヤージュが快勝した。
先頭からやや離れた3番手で流れに乗ったサトノボヤージュは、直線に入ってすぐに楽な手応えのまま先頭へ。そのまま最後まで押し切り、2着のドンエレクトスに1馬身半差を付けてゴールした。
田中博康厩舎のサトノボヤージュはイントゥミスチーフ産駒。デビュー2戦目から3連勝でシリーズの10ポイントを獲得した。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ケンタッキーダービーについて聞かれた田中調教師は「現時点で目標と断言するのは容易ではない」としつつ、レース前には結果次第で来年2月のサウジダービーを視野に入れていたとコメント。同馬には大きな可能性があり、イントゥミスチーフ産駒であることから米国でも活躍できると考えていることを明らかにした。