あの〝凱旋門賞連覇トレヴ〟抜いた!ジャパンC制覇のカランダガンがフランス競馬の賞金王に浮上

2025年12月02日 12:35

 あのトレヴを超えて賞金王に-。フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版は1日、ジャパンCを制した今年の欧州年度代表馬、カランダガン(セン4、F・グラファール)がフランスの競走馬で史上最多の獲得賞金となったことを伝えた。

 同紙は獲得賞金トップ20頭のランキングを紹介。ジャパンCを制したカランダガンが750万3350ユーロ(約13億5100万円)となり、13、14年に凱旋門賞を連覇した名牝トレヴの734万4583ユーロ(約13億2200万円)を抜いて、1位に浮上したことを報じている。記事では「フランシス・グラファールによって育てられたカランダガンはわずか1シーズンでフランス、そして、世界の競馬史に名前を残しました。25年はサンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンS、そして、ジャパンCという4つのG1レースを制しました」と紹介している。

 同紙のランキングでは3位が英チャンピオンSやドバイシーマCを制し、息の長い活躍を見せたシリュスデゼーグル、4位がフランス調教馬(ブラジル出身)初のドバイワールドカップ制覇を果たしたグロリアデカンペオン、5位が香港ヴァーズ制覇のフリントシャー。以下、6位ドゥーナデン、7位ソロウ、8位ゴルディコヴァ、9位ヴァルトガイスト、10位ファクトゥールシュヴァル、11位ジムアンドトニック、12位エースインパクト、13位ドルニヤ、14位ソットサス、15位ザルカヴァ、16位モンジュー、17位プライド、18位タリスマニック、19位ヴァジラバド、20位ダリズとなっている。

出典:日刊スポーツ