​ミクストがニューヨーク州で種牡馬に、ドバイWCではフォーエバーヤングに先着

2025年12月09日 10:35

 2024年に米G1パシフィッククラシックを制したミクストが、ニューヨーク州のヒドゥンレイクファームで種牡馬入りすることが発表された。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 ミクストはグッドマジック産駒の5歳馬で古馬になって頭角を現し、4歳の夏にパシフィッククラシックでG1初制覇。今年4月のG1ドバイワールドカップではヒットショーの2着と好走し、後に米G1ブリーダーズカップクラシックを勝つ日本馬フォーエバーヤングに先着した。

 この中東での好走がラストランとなり、18戦2勝で引退。ヒドゥンレイクファームのC.バーンハート氏はミクストの父グッドマジックが種牡馬として好スタートを切っていることに触れ、「グッドマジック産駒のG1勝ち馬で、賞金総額333万680ドルを誇る実績馬がニューヨーク州で種牡馬入りしたのは、ニューヨークの競馬の強さを真に証明するもの」と語った。

 さらに同氏は「キャンディライド産駒(コンフィデンスゲーム)、ガンランナー産駒(ディスアーム)、そしてグッドマジック産駒のトップクラスを26年の種牡馬ラインナップに並べることは、新装するベルモントパーク競馬場とニューヨーク州産馬にとって絶好のタイミングだと思う」と続けた。