現地14日のG1香港スプリントで16連勝を目指すカーインライジングは最内枠に入ったが、D.ヘイズ調教師は好スタートを切れれば問題ないとの見方を示した。香港ジョッキークラブの公式サイトが報じている。

　ヘイズ調教師は、「速いスタートを切って好位置を確保すれば、あとは問題なく走れるだろう。1番枠からブロックされる可能性はあるが、私はそうは思わない」とコメント。問題が生じるのはスタートが遅れた場合のみだとした。ちなみにカーインライジングはスタートで出遅れたことはほとんどない。

　パートン騎手は、カーインライジングの強みはゲートからの素晴らしいスピードでペースを上げることができることだとコメント。「彼はプレッシャーのかかるレースが好きなんだ。逆にペースが遅いのは苦手。遅いとほかの馬が追い付いてきて勝負になるが、彼が飛ばすと他の馬の出端をくじくことになる」と語った。