ドバイG2アルラシディヤ、オペラバッロらゴドルフィン勢が上位独占
2025年12月21日 11:25
ドバイのメイダン競馬場で現地19日に行われたG2アルラシディヤ(3歳以上、芝1800m)は、W.ビュイック騎乗のオペラバッロが3番手キープから直線の残り300mで仕掛けられ、ステッキを受けないまま3.1馬身突き抜けて圧勝した。
2着に2番手追走のネーションズプライドが粘り込み、さらに2.26馬身差の3着には道中6番手からファーストコンクエストが続いた。
オペラバッロはゴドルフィンが所有するガイヤース産駒の3歳牡馬で重賞初制覇。今年1月29日のデビューから2連勝して3戦目のG3クレイヴンステークスではフィールドオブゴールドの6着に完敗するも、その後はリステッドに回って2連勝し、前走のG2ジョエルステークスで2着に敗れていた。
ドバイレーシングクラブ(DRC)の公式サイトによると、3着まで独占したC.アップルビー調教師は「彼にとって最大の挑戦者は自分自身だった」「ウィリアム(ビュイック騎手)が馬の後ろに置き、彼を落ち着かせる必要があった」と折り合いよくレースできたことを勝因にあげ、次走を1月23日のG1ジェベルハッタとしている。