​スキッピーロングストッキング、米G3ハーランズホリデーSで重賞10勝目

2025年12月22日 10:35

 現地20日、米ガルフストリームパーク競馬場でG3ハーランズホリデーステークス(ダート8.5ハロン)が行われ、6歳馬スキッピーロングストッキングが3歳馬ポスターとのマッチレースを制した。

 ホールドマイバーボンが単騎逃げを打ったレースで、スキッピーロングストッキングは3番手で追走。第4コーナーで各馬の差が詰まると、直線入り口では後方からまくってきた1番人気のポスターとスキッピーロングストッキングが並んで抜け出して先頭に。そこから長い叩き合いが始まり、最後はアタマ差でスキッピーロングストッキングが競り勝った。

 S.ジョセフJr.厩舎のスキッピーロングストッキングはエグザジャレイター産駒の6歳馬。G1でこそ23年のブリーダーズカップダートマイルや今年のペガサスワールドカップなどでの3着が最高だが、重賞は今回で10勝目となった。

 来年1月のペガサスワールドカップへの4年連続挑戦について、ジョセフ調教師は「枠順が良ければ勝てるだろう。間違いない」「今年はホワイトアバリオ相手にひどい枠(11頭立ての9番枠)から素晴らしい走りを見せた。どうなるか見てみよう」と競馬メディア『Thoroughbred Daily News』に語っている。