ウィンスターファーム、スピード重視の理念に沿う新種牡馬3頭導入
2025年12月26日 13:08
ウィンスターファームの種牡馬プログラムは伝統的に生来のスピードを基盤としており、2026年も同ファームに縁があり、スピードに秀でたパッチアダムス、マリキン、ストレートノーチェイサーのG1馬3頭を新種牡馬として迎える。
同ファームのL.オルーク氏は「純粋なスピードを持つ馬は偽造できない」とコメント。「これこそが私たちが繁殖プログラムに常に注入しようとしているクオリティであり、来年も非常に速い馬3頭が来ることをとても楽しみにしている」と語った。
パッチアダムスは父イントゥミスチーフ、母父がウィンスターファームの初期を支えた礎石種牡馬ディストーテッドユーモアという血統。今年の夏にウッディースティーブンスステークスとアレンジャーケンスステークスの7ハロンG1を連勝した。
ヴァイオレンス産駒のマリキンは、母父がウィンスターファームで台頭してきたコングラッツ。24年に4連勝で7ハロンのG1フォアゴーステークスを制した。
ストレートノーチェイサーは、ウィンスターファームの名種牡馬スパイツタウン系スパイツターの産駒。24年のG1ブリーダーズカップスプリントの覇者で、今年2月にはサウジG2リヤドダートスプリントも勝っている。