バファート師が複数の管理馬をケンタッキーへ、カリフォルニアの現状に苦言

2026年03月21日 12:05

 B.バファート調教師がケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場での春季開催に向けて、同競馬場に複数の管理馬を移す予定であると『Horse Racing Nation』に語った。

 バファート師は今回の措置について「厩舎を分割するだけだ。(本来の拠点である西海岸の)カリフォルニアにも何頭か残しておく」と説明。ケンタッキー州と比べて賞金とレース数が少ないカリフォルニア州の競馬の現状が、管理馬を東へ移す決断の要因のひとつだとした。

 同師は「カリフォルニアで起きていることを見れば分かるだろう。状況はますます厳しくなっている」「カリフォルニアにも何頭かは残すつもりだが、もっと出走できるレースが必要だ。同じカテゴリーの馬がたくさんいる上に、ケンタッキーには選択肢が多くある」と苦言を呈した。

 チャーチルダウンズに連れていく馬たちは、43日から24日にかけてのキーンランド競馬場の春季開催にも出走する予定。その後はケンタッキーダービーやケンタッキーオークスを始めとする高額賞金の重賞が数多くあるチャーチルダウンズの春季開催(425日から628日)が控えている。バファート師は「これらの大きなレースにはすべて登録する。たくさんの素晴らしい馬たちをチャーチルダウンズに送るつもりだ」と語った。

 どの馬を連れていくかは明言しなかったが、ケンタッキーダービーへの出走がほぼ確実なポテンテとチェロキーネーションは西海岸に残り、44日のG1サンタアニタダービーに出走する予定。一方でリトマステスト、ブラント、デザートゲート、ブラックスミスらはケンタッキーダービー出走に向けてもう一押しが必要な立場にある。