​【ドバイSC】カランダガンがG1レース5連勝、BCターフやコックスプレート参戦も

2026年03月30日 12:15

 現地28日、ドバイのメイダン競馬場でG1ドバイシーマクラシック(芝2410m)が行われ、昨年の欧州年度代表馬カランダガンが息の長い末脚を繰り出して差し切った。

 レースはブービー人気のウエストウインドブローズが逃げ、カランダガンは6頭立ての5番手、昨年の米G1ブリーダーズカップターフ覇者エシカルダイアモンドは最後方という展開に。

 ウエストウインドブローズの大逃げで縦長となった馬群は第3コーナー付近から縮まりだすも、カランダガンは直線入り口でもまだ後方2番手。しかし残り400メートルからM.バルザローナ騎手がスパートすると鋭く伸びていき、大金星をつかみかけたウエストウインドブローズを残り50メートル付近で差し切った。

 逃げて大健闘のウエストウインドブローズが0.77馬身差の2着。勝ち馬から4.35馬身差の3着にはジアヴェロットが入り、エシカルダイアモンドは伸びを欠いて5着に終わった。

 F.グラファール厩舎のカランダガンはグレンイーグルス産駒の5歳セン馬。昨年のドバイシーマクラシックでは日本馬ダノンデサイルの2着だったが、6月末からはキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなど欧州G1を3連勝。11月には日本でG1ジャパンカップも勝ち、それ以来のレースだったここも勝って5度目のG1制覇となった。

 競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、グラファール調教師は「彼は競馬界にとって重要な存在であり、フラッグシップホース。だから遠征をためらうことはない」とコメント。この勝利で優先出走権を獲得した米G1ブリーダーズカップターフについては「選択肢のひとつになり得る」と参戦の可能性を示唆した。

 ただし同師は「(BCターフ挑戦は)ジャパンカップに再び出るかどうかにもよる。どちらも勝つのは難しいレースであり、米国のトラックは彼に合わないかもしれない」ともコメント。さらに「(豪G1の)コックスプレートも可能性はある。特に今年はフレミントン競馬場の広いコースで開催されるのでね。でも欲張りすぎたくはないし、馬の状態を尊重する必要がある」と付け加えた。