アルパルスランが英G3グリーナムSを逃げ切り、調教師は英2000ギニーへ自信深める

2026年04月19日 07:07

 英ニューベリー競馬場で現地18日に行われた2000ギニー前哨戦のG3グリーナムステークス(3歳、牡・セン馬、芝7ハロン)は、好発から他の7頭を先導した4番人気のアルパルスランが、直後を追走する2番人気ザヴァテリを寄せつけず逃げ切った(1馬身差)。

 大外枠からスムーズに先行したアルパルスランは一団の馬群を先導すると、残り2ハロン標識の手前からピッチを上げて後続の追撃を振り切った。ザヴァテリは道中で1番人気アルバートアインシュタインのマークを受け、一度はかわされるも差し返して2着を確保。アルバートアインシュタインはさらに3/4馬身差の3着に敗れた。

 アルパルスランはK.バーク調教師が管理するデインヒル系ダンディマン産駒の牡馬で重賞初制覇。昨年8月にレスター競馬場の芝7ハロンでデビューして2連勝し、3戦目のG1デューハーストステークスでは6着に敗れていた。それ以来の3歳初戦を制して通算4戦3勝としている。

 バーク師は『attheraces.com』などに対し、デューハーストSで敗れたこともありニューマーケット競馬場のうねりのあるコースはアルパルスランに不適と疑っているとしつつ「クリフォード(リー騎手)は、彼は体が大きくて重く、不器用な馬だから、ロンシャンのようなコーナーのあるコースが合うかどうか分からないし、勝ったことのあるカラの方が向いているかもしれないと言っていた。ただ、望むならイギリスとアイルランドの両方に行くだけの時間はある」「もう一段上のギアがあるのは間違いないし、距離(マイル)に疑問符はつくものの、その疑問には今日の内容で答えが9割出たと思う。とても希望を持てた」と前向きに話した。

 なお、ザヴァテリのE.ジョンソンホートン調教師は包まれて動けなかったことを敗因とし、追い出されてからの反応を評価して次戦は英・愛どちらかの2000ギニーに向かうとコメント。また、今季連敗となったアルバートアインシュタインについて、クールモアの関係者は臨場できなかったA.オブライエン調教師に相談の上で進路を決めると回答を保留している。