3強対決の米G2オークローンH、ホワイトアバリオがソヴリンティを差し切り
2026年04月19日 11:18
米G2オークローンハンデキャップ(4歳以上、ダート9ハロン)が現地18日にオークローンパーク競馬場で6頭により争われ、3番人気のホワイトアバリオが逃げる1番人気ソヴリンティの背後から最終コーナーで外に回り込んで差し切りを決めた(2馬身差)。
2番人気のジャーナリズムと合わせて3強対決が注目を集めた一戦は、その3頭が並んで最初のコーナーに入り、向正面では差しを形にしているソヴリンティが先頭、外に差なくジャーナリズムがつける意外な形に。ホワイトアバリオは1列後ろに控えてマークに回り、第3コーナーから3強が他馬を離して下馬評通りの終盤を迎えた。
ラチ沿いにいたホワイトアバリオは最終コーナーで大外に持ち出されると、競り合うソヴリンティとジャーナリズムを射程圏に入れ、直線半ばでほとんど並ぶ間もなくパス。粘るソヴリンティを突き放しながらゴールを駆け抜け、ジャーナリズムはさらに1馬身1/4差の3着に終わった。
S.ジョセフJr.調教師が管理するレースデイ(父タピット)産駒のホワイトアバリオは昨年3月のG3ゴーストザッパーステークス以来、約1年ぶりの重賞7勝目。今回は昨年の米年度代表馬ソヴリンティより2ポンド(約1kg)軽く、ジャーナリズムより2ポンド重いハンデだった。
米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ホワイトアバリオのI.オルティスJr.騎手は2頭の2馬身前で逃げるプランだったが、ソヴリンティが鋭くゲートを出た上に外からジャーナリズムも来たことで「おそらく私は有利になった。なぜなら(ジャーナリズムが)彼を放っておかないだろうと分かっていたからね。だからプランBを実行したんだ」と勝敗を分けた序盤の駆け引きを振り返っている。
ジョセフJr.師は「馬の状態は良好だったし、最高の走りを見せてくれるだろうと思っていたが、それでも十分ではなかったかもしれない。しかし、確かに十分だった。(馬主たちは)辛抱強く、あの馬に時が来るのを待っていてくれた。今日、我々は久しぶりに最高のレースの一つに浴することができた。対戦が実現し、この馬のために尽力してくれたチーム全員に心から感謝している」と喜びに浸った。
なお、2着に敗れたソヴリンティのW.モット調教師は「(ジャーナリズムと)2頭は6カ月から8カ月休んでいたし、少し疲れてしまったのだろう」「(ソヴリンティは)8カ月休んでいたから。一戦したことで得た物は多いと思う」と昨年8月のトラヴァーズステークス以来の実戦だったことを敗因に挙げ、次戦は6月27日のG1スティーブンフォスターステークスの可能性が高いとしている。