米短距離路線の強豪が集結したG3トゥルーノースS、ブックンダンノが制す

2026年06月09日 12:33

 昨年の米最優秀スプリンターに輝いたブックンダンノと、昨秋の米G1ブリーダーズカップスプリントを制したベントルナート、同2着のイマジネーションが一堂に会したことで注目を集めた米G3トゥルーノースステークス(ダート6.5ハロン)が現地6日にサラトガ競馬場で行われ、ブックンダンノが勝利を収めた。

 レースはベントルナートがハナを奪い、ブックンダンノが2番手、イマジネーションが3番手という隊列で始まったが、そこへ6頭立ての最低人気リッスンアップシャンスが内から割り込む形で2番手まで浮上し、さらにベントルナートとほぼ並ぶ位置まで上がっていく。

 直線入り口では前2頭と2馬身ほどの差があったブックンダンノだが、そこから猛追を開始。競り合う2頭をゴール前でかわし、3/4馬身差をつけてゴールした。ベントルナートはいったんは前に出られたリッスンアップシャンスを差し返し、なんとかハナ差で2着を確保。直線でブックンダンノに置いていかれたイマジネーションはさらに4馬身以上遅れた4着に終わった。

 D.ライアン厩舎のブックンダンノはブッケロ産駒の5歳セン馬。昨年はトゥルーノースSから7月のG2アルフレッドG.ヴァンダービルトステークス、8月のG1フォアゴーステークスと3連勝。以降は休養に入ってBCスプリントにも出なかったが、今年は4月のG2カーターステークス(2着)から始動して叩き2戦目で昨年に続く連覇を果たした。

 ライアン調教師は「レース展開はパコ(ロペス騎手)に任せていた。彼には最終コーナーを回ってベントルナートから2馬身差なら追い抜けるだろうと伝えていた」とコメント。一方、3月末のG1ドバイゴールデンシャヒーン2着以来のレースだったベントルナートのJ.ダンジェロ調教師は「彼のベストは6ハロン」と敗因に触れつつ、ドバイ遠征後に素晴らしい走りを見せてくれたと労っていた。