オンブズマンが英G1プリンスオブウェールズS圧勝、ミニーホークやダリズを寄せ付けず
2026年06月18日 13:10
現地17日、英ロイヤルアスコット開催で好メンバーが揃った注目の一戦のG1プリンスオブウェールズステークス(芝10ハロン)が行われ、W.ビュイック騎乗のオンブズマンが4馬身差の圧勝で連覇を果たした。
レースはA.オブライエン厩舎のラビット役を務めるミシシッピリバーが逃げ、その僚馬のミニーホークが3番手。ダリズがやや離れた4番手を追走し、オンブズマンは縦長となった馬群の後方2番手という展開になる。
中盤に入ると前2頭が大逃げとなり、大きく離れた残り6頭はほぼ一団に。そのまま直線に入るとミニーホーク、ダリズ、そしてオンブズマンが横並びとなってここからデッドヒートかと思われたが、大外のオンブズマンがあっさりと突き抜けて先頭に。そこからの脚色の差は歴然で、4馬身という着差以上の完勝を収めた。
昨年の凱旋門賞の上位2頭による2着争いはミニーホークがダリズに1馬身3/4差で先着し、2着に敗れた昨秋の借りを返す形に。さらに1馬身3/4差でアルマカムが続いた。
J&T.ゴスデン厩舎の5歳馬オンブズマンはこれで4度目のG1制覇。昨年のこのレースでG1初制覇を果たした後はドラクロワやカランダガンと中距離路線で何度も激戦を繰り返し、8月のG1英インターナショナルステークスを制した。今年は3月末に得意の10ハロンからやや短いG1ドバイターフを勝っており、5月末の英G3ブリガディアジェラードステークスを挟んでの3連勝となった。
騎乗したW.ビュイック騎手は「これまで数々の素晴らしい馬に乗ってきたが、この馬は電光石火の瞬発力を持っており、間違いなくトップクラスだ」と英競馬メディア『At The Races』にコメント。J.ゴスデン調教師も「残り1ハロン半の時点では前で粘るペースメーカーたちに追いつかなければと思ったが、オンブズマンは素晴らしい末脚と10ハロンを走る馬としては驚異的な加速力を備えており、その実力を存分に発揮してくれた」と語った。