ダイヤモンドネックレスが無敗キープ、英G1ナッソーSで古馬一蹴

2026年07月31日 12:12

 現地30日、英グッドウッド競馬場でG1ナッソーステークス(3歳以上牝馬、芝10ハロン)が行われ、仏二冠牝馬ダイヤモンドネックレスが古馬との初対戦でも無敗をキープした。

 有力馬が回避するなど最終的に5頭立てとなったレースで、断然の1番人気に推されたダイヤモンドネックレスは前の2頭からやや離れた3番手からに。終盤でフレンドリーソウルが2番手から先頭に立つとダイヤモンドネックレスも上がっていき、残り1ハロンであっさりと差し切り。その後もリードを広げ、2馬身3/4差の快勝を収めた。

 2着にはフレンドリーソウルが粘り、後方待機から伸びを欠いたシーザファイアがさらに5馬身差の3着に入った。

 A.オブライエン厩舎のダイヤモンドネックレスはセントマークスバシリカ産駒。2歳時にマルセルブーサック賞をデビュー3連勝で制すと、今年は仏1000ギニーと仏オークスを連勝。さらにここも勝って6戦全勝とした。

 英競馬メディア『At The Races』によると、鞍上のR.ムーア騎手は「これまでで最高の感触。レースを重ねるごとに良くなっている。エイダン(オブライエン調教師)が言っていたとおり、今日は馬体重が少し増えていたが、明らかに充実している証拠だ」と語った。

 大手ブックメーカー『パディパワー』は今回の勝利を受け、10月の仏G1凱旋門賞でのダイヤモンドネックレスのオッズを9倍までカット。ただしオブライエン師は今後の距離延長は明言を避けている。

 同師は「(仏ダービー馬の)コンスティテューションリバーが厩舎の主役であり、他の馬は彼に続く形になる」と序列に言及。「ダイヤモンドネックレスに関しては、1マイル1/4(10ハロン、約2000m)の距離を維持してレパーズタウンのレース(G1アイリッシュチャンピオンステークス)に向かうことも、フランスへ行って凱旋門賞の前哨戦を使うことも可能だ。彼女は良馬場だけでなくソフトな馬場(重馬場)もこなせるから、あらゆる選択肢が開かれている」とコメント。米ブリーダーズカップを含め、選択肢は豊富にあるとの見通しを示した。