血液検査で不安のダリズは順調に回復、凱旋門賞の前哨戦で復帰へ

2026年08月07日 11:33

 昨年の仏G1凱旋門賞を制したダリズは6月の英G1プリンスオブウェールズステークスで3着に敗れ、レース後の血液検査の結果が思わしくなかったことから休養。しかしすでに回復して調教に復帰しており、9月の凱旋門賞トライアルに向けて万全の状態に戻るだろうと楽観的な見方が広がっているようだ。英競馬メディア『At The Races』が報じている。

 同馬のオーナーであるアガ・カーンスタッドのフランス担当レーシングマネージャーを務めるN.ラウス氏は「アスコットから戻ってきて初めて芝コースで調整を行いましたが、素晴らしい動きを見せていました。非常にリラックスしており動きも良く、我々も満足しています。まさに『ゾーンに入っている』ような状態です」とコメント。

 さらに「現時点では凱旋門賞トライアルの週末に向けて準備を進める計画です。彼は本当にワクワクさせてくれる馬。アスコット遠征の際に(体調面での)問題を見逃してしまい、彼が本来の力を発揮できなかったのは本当に残念でした」「それでも決して恥ずべき走りではありませんでした。今はホームグラウンドに戻ってきていますし、彼はロンシャンが大好きですから、そこまで順調に調整できれば再びレースで彼の走りを見るのが楽しみですね」と語った。

 ダリズは通算10戦のうち7戦をパリロンシャン競馬場で走り、G1での3勝を含む6勝を挙げている。唯一の敗戦は、昨年9月に凱旋門賞へ向けた叩き台として出走したG3プランスドランジュ賞で日本馬クロワデュノールに短アタマ差の2着に敗れたものだった。