​善戦ウーマンのティファニー、ベルリン大賞でついにG1初制覇

2026年08月10日 12:35

 現地9日、独ホッペガルテン競馬場でG1ベルリン大賞(芝2400m)が行われ、英国から遠征してきた6歳牝馬ティファニーが待望のG1初制覇を果たした。

 1番人気に推されていたティファニーは最内枠から出て中段の6番手付近に待機。そのまま最後の直線に入ると先行勢が馬場の中央寄りに持ち出したことでぽっかり開いた内から一気に3番手まで進出。残り400メートル手前でスパートするとドバイフューチャー、トルネードアラートのゴドルフィン勢との叩き合いになり、最後は遅れて上がってきたブライトライトの追撃をクビ差で凌ぎ切った。2着から半馬身差の3着にドバイフューチャー、さらにアタマ差の4着にトルネードアラートが続いた。

 M.プレスコット厩舎のファー産駒ティファニーは、2年前の10月にG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでカルパナの3着と善戦。その後も昨年の独G1オイロパ賞で2着、そして独G1バイエルン大賞では2年連続で2着に入った。今年は6月のリステッドから始動し、前走の英G2ランカシャーオークスも含めて2着に甘んじていたが、善戦止まりにようやく終止符を打った。

 拠点のニューマーケットに残っていたプレスコット調教師は『Press Association』に対し、「G1で3度も2着になれば、勝利を味わう資格があるだろう?」「今日は運も味方した。素晴らしい騎乗に巡り合えたし、あのコースでは珍しいことに他馬が内ラチ沿いから離れていったのも幸運だった。運と良い騎手の両方に恵まれたと言える」とコメント。今後については米国遠征でのブリーダーズカップ挑戦や仏G1凱旋門賞への参戦も含めて、幅広く計画を立てる意向を示した。