長距離界の古豪トローラーマン、脚部不安が判明して引退
2026年08月16日 08:54
昨年の英ゴールドカップを制すなど欧州長距離路線でG1レース2勝のトローラーマンが、脚部不安により引退することをJ.ゴスデン調教師が現地15日に発表。英競馬メディア『racingpost.com』などが報じた。
ゴスデン師が息子のタディ師と共同で管理するトローラーマンは、ゴールデンホーン産駒の8歳セン馬でゴドルフィンの所有。2020年11月にデビューすると4歳の2022年にはハンデ戦で頭角を現し、イボアハンデキャップを制して重賞戦線に転じた。そして、5歳のG2英チャンピオンズロングディスタンスカップで重賞初制覇、7歳の昨年には英ゴールドCでのG1初制覇を含むなど重賞4連勝。今年は8カ月ぶりの実戦だった英ゴールドC、続く前走のグッドウッドカップで2着に敗れ、8月21日のロンズデールカップに向けて調整が進められていた。
J.ゴスデン師は「トローラーマンは元気にしているが、残念ながらグッドウッドC後に脚部不安が判明して引退することになった」と経緯を説明。「彼は8歳にして厩舎の家族だった。ロングディスタンスCを2回、ゴールドCを今後に並ぶのが難しそうな非常に速いレコードタイムで優勝した。また、イボアHも制している」「彼は総額200万ポンド以上の賞金を獲得し、今年のゴールドCでも勝ち馬より1ポンド(約0.5kg)重い斤量でアタマ差の2着とトップレベルにあった」と志半ばでの引退を惜しんでいる。
なお、セン馬のため種牡馬入りはできず、今後はゴドルフィンが運営するウッドディットン・スタッドで余生を送るとのこと。