日本でG1初制覇を目指すファストネットワーク、「香港にはカーインライジングがいるから」
2026年08月29日 10:02
9月27日のG1スプリンターズステークスに参戦する予定の香港馬ファストネットワークを管理するC.イプ調教師が、同6日のG2セントウルステークスを前哨戦として使う意図を説明した。
6歳セン馬のファストネットワークは昨年10月のG3ナショナルデーカップで重賞初制覇すると、同12月のG1香港スプリントと今年1月のG1センテナリースプリントカップで連続3着。4月のG1チェアマンズスプリントプライズは4着と、絶対王者カーインライジングにはかなわないもののG1で善戦を繰り返している。
香港ジョッキークラブの公式サイトによると、イプ師は「香港ではシーズン序盤であり、ゲート試験(バリアトライアル)も1回しか消化していないため、日本で2戦することにした。日本では単走での調教しかできず、他の馬と併せ馬をしたり、現地でゲート試験を受けたりすることはできないからね」とコメント。
今回はチェアマンズスプリントプライズ以来の休み明けになるが、「昨シーズンは厳しいレースをいくつか経験したので、早めに休養させたんだ。今はリフレッシュできているし、いい走りをしてくれると思う。その後は直行でG1(スプリンターズS)に向かう予定。香港にはカーインライジングという傑出したチャンピオンがいるし、彼に追いつくのは容易ではないのでね」と、悲願のG1初制覇を狙っての海外初遠征に踏み切った経緯を明かした。
なおセントウルSに出走する香港馬はグリーンバーディ(2010年に2着、2011年に14着)、ラッキーナイン(2011年に2着)に続き3頭目。スプリンターズSを制した香港馬は通算17回の挑戦でサイレントウィットネス(2005年)とウルトラファンタジー(2010年)の2頭のみで、昨年はラッキースワイネスが11着に敗れている。