カバーヨデマールが健在アピール、ドンカスターC制して連覇かかるカドラン賞へ

2026年09月12日 12:04

 現地11日、英ドンカスター競馬場でG2ドンカスターカップ(芝18ハロン)が行われ、O.マーフィー騎乗の実績馬カバーヨデマールがここ2戦の凡走から復活を遂げた。

 愛セントレジャートライアルステークスを圧勝したクイーンズタウンが出走を取り消したことで本命不在となったレースで1番人気に推されたカバーヨデマールは、馬群の中ほどの4番手に待機。隊列に大きな変化なく最後の直線に入ると先行勢が下がる残り2ハロン付近まで仕掛けを待ってスパートし、アセンディングとの叩き合いを制して先頭へ。最後は最後方から追い上げてきたベイレルベイに1馬身1/4差をつけゴールした。

 G.スコット厩舎のカバーヨデマールはフェニックスオブスペイン産駒の5歳セン馬で、5月に仏G1ヴィコンテスヴィジエ賞を制覇。以降はG1英ゴールドカップで最下位の11着、前走の英G2ロンズデールカップも完敗の4着と精彩を欠いていたが、今回は健在をアピールする勝利を手にした。

 英競馬メディア『At The Races』によると、スコット調教師は次走に連覇のかかる仏G1カドラン賞を挙げており、「彼を再びパリへ連れて行くつもりなら、今日のような走りを見せてもらう必要があった。パリでは2戦2勝だし、あとは(英ゴールドC勝ち馬の)スカンジナビアが出走してこないことを願うばかりだよ。もし彼がいなければ、ウチのが有力な勝ち負け候補になるだろう」と語った。