「この秋に何が起ころうともフォーエバーヤングは日本競馬史上屈指の名馬」英国データ会社が絶賛

2026年09月23日 13:00

 欧州、米国、中東、オセアニア、中南米など世界各地の競馬場でGPSによるレース解析や競馬データの提供を行っている英国の「トータルパフォーマンスデータ(TPD)」社がホームページのブログを更新し、ジョッキークラブゴールドC(米国)を勝ったフォーエバーヤング(牡5、矢作)を絶賛している。

 ブログ執筆者のアダム・ミルズ氏は「彼は現代競馬で最も成功した馬の1頭だ」と書き出し、「生まれ変わったベルモントパーク競馬場の観客は改修されたコースに最初に足を踏み入れたスーパースター、フォーエバーヤングを見るために集まった。開幕日のメインイベントに競馬場に駆けつけたファンを大いに沸かせ、期待を裏切らなかった」と記述している。

 ミルズ氏はフォーエバーヤングがジョッキークラブゴールドCで記録したストライドの長さ、ラップタイムなどを紹介し、昨年のBCクラシックを勝った当時には及ばなかったものの、「フォーエバーヤングは別格であり、キーンランドで(BCクラシックの)タイトル防衛の可能性を十分に秘めて向かうことになる」「3月以来の出走だったことを考えると、10月末までにさらに状態を上げてくる可能性は十分にあります」と評価している。

 ミルズ氏は「来月のBCクラシックで何が起ころうとも、彼の王座を奪うには並外れたパフォーマンスが必要となるだろう」と他馬がフォーエバーヤングを負かすことは簡単ではないと明言。フォーエバーヤングについては、「BCクラシックが厳しい試練となることは間違いない。2024年の成績とドバイでのレース(ワールドCで2年連続敗戦)が示すように、序盤の速いペースとスタミナ重視のレース展開に弱い可能性がある」と課題を挙げつつ、「しかし、彼が現代で最も成功した馬の1頭であるのには理由があり、その理由は彼が最高レベルのレースで勝つ方法を見つけるからである」と、どんな展開にも対応してきた能力の高さを評価している。

 ミルズ氏はジョッキークラブのレース前日(17日)に更新したブログの中でもフォーエバーヤングを大絶賛。「この秋に何が起ころうとも、フォーエバーヤングはすでに日本競馬史上屈指の名馬としての地位を確固たるものにしている。アナリストとして、私は多くのG1馬について記事を書いている。時には、彼ら(G1馬)の最高速度、ゲートスピード、長いストライド、あるいは底知れぬスタミナに驚嘆する。しかし、フォーエバーヤングに関しては、その“圧倒的な安定性”にこそ驚嘆せざるを得ない。どこへ行っても自分のレースを展開できる能力…、常識を覆す、いわば『型破り』な能力。日本競馬の英雄は世界を席巻しており、世界中の競馬場で彼のデータを記録できることは、私にとって大きな喜びである」とつづっている。

出典:日刊スポーツ