凱旋門賞
2022/10/2(日) 23:05発走 パリロンシャン競馬場
性齢 | 牡5 |
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父 | キズナ |
母 | ゼフィランサス |
母の父 | キングヘイロー |
調教師 | 大久保龍志 |
ディープボンドにとっては2年越しの凱旋門賞チャレンジ。2年目の今回は雪辱を期す遠征となる。昨年はフォワ賞を鮮やかに逃げ切って本番へ大きく前進したかに思われたが、迎えた決戦では重馬場に脚を取られて追走するのが精一杯。まったく流れに乗れないまま14着に大敗してしまった。日本では重馬場の阪神大賞典を制すなど、瞬発力よりもパワーとスタミナに定評のあったタイプだけに、信じられないような思いの競馬ファンも少なくなかったことだろう。
それでも、帰国後の有馬記念では持ち前の粘り強い走りで2着を確保し、あらためて国内屈指の実力を誇示。今春も阪神大賞典の連覇から天皇賞2着と前年と全く変わらぬ結果を残して健在をアピールしている。宝塚記念の4着は、2200mのレコード決着でいささか条件が合わなかった感。崩れずに最低限の結果を残した点は評価できる。これでタイトルホルダーとの直接対決は昨年の有馬記念から1勝2敗となったが、フォワ賞勝ちなどパリロンシャン競馬場での実績や経験値を持ってすれば逆転も可能なはず。まだ勝負づけは済んでいない。
昨年の2戦からも、ディープボンドにとって最大の敵は雨。馬場さえ良ければ実力を発揮できることは明白で、天の恵みがあるように祈るだけだ。