e 沿革 | 2017香港クイーンエリザベス2世カップ | JRA-VAN ver.World

クイーンエリザベス2世カップ

Queen Elizabeth II Cup

2017/4/30(日)17時35分発走 ※発走日時は日本時間

シャティン競馬場

沿革

沿革

クイーンエリザベス2世カップ (G1)
4月30日(日)
香港 シャティン競馬場
芝右2000m 3歳以上
4歳以上牡・セン馬 57kg
4歳以上牝馬 55.25kg
3歳牡・セン馬 51.25kg
3歳牝馬 49.5kg
南半球産3歳牡馬・セン馬 54kg
南半球産3歳牝馬 52kg

賞金総額:約2億8000万円(2000万香港ドル)
1着賞金:約1億6000万円(1140万香港ドル)

クイーンエリザベス2世カップは、英国女王のエリザベス2世とエジンバラ公フィリップ殿下夫妻の来訪を記念して1975年5月5日に最初のレースが施行。当時はハッピーヴァレー競馬場のダート1575mでハンデ戦として行われた。20年後の1995年にローカルG1格付けで外国馬にも門戸を開放し、このレースにはフジヤマケンザンも日本調教馬として初参戦していたが10着(14頭立て)に敗れている。

レースは1400m~2200mの間でしばしば距離を変えて施行されたが、1997年にシャティンの芝2000mに条件を固定。国際G2に格付けされた1999年にはフランス調教馬のジムアンドトニックが2着馬に2馬身1/2差をつけて優勝し、走破時計の2分00秒10は今日までトラックレコードとして刻まれている。国際G1に昇格したのは2001年。翌2002年にはエイシンプレストンが日本調教馬として初優勝し、2着のアグネスデジタルとともに海外G1競走における日本調教馬初のワンツーフィニッシュとなった。また、エイシンプレストンは2003年も優勝してレース史上唯一の連覇を果たしている。

国際G1昇格後の比較では、地元の香港馬が2004年のリバーダンサーを皮切りに、昨年までの4連覇を含む最多の9勝をマーク。日本調教馬は2012年にルーラーシップが1勝を追加し、香港に次ぐ3勝を挙げている。また、2015年にステファノスが2着、2007年のアドマイヤムーンと2013年のエイシンフラッシュは3着に惜敗するなど、計16頭が延べ17回参戦して1着3回、2着2回、3着2回の成績を残している。