【世界の調教師紹介 Vol.33】リッキー・イウ

2020年09月16日 15:00

リッキー・イウ調教師は香港出身。1957年7月12日生まれ。香港で見習い騎手となり、1974/75年シーズンから1980/81年シーズンまで騎乗。計11勝を挙げた。

その後、調教助手を経て、1995/96年シーズンに開業。最初に手がけたトップホースはフェアリーキングプローンで、1999年には同馬でこの年に創設された香港スプリントに優勝した(フェアリーキングプローンはその後、アイヴァン・アラン厩舎に転厩し、2000年にはG1安田記念を制覇。同シーズンの香港年度代表馬にも選出)。

その後も2007年と2009年のG1香港スプリントを制覇し、2009/10年シーズンの香港年度代表馬に輝いたセイクリッドキングダムなどを管理。海外でも活躍しており、2010年には日本のG1スプリンターズSを人気薄のウルトラファンタジーで優勝したほか、2014年にはドバイのG1アルクオズスプリントをアンバースカイで制している。なお、スプリンターズS優勝時の鞍上はホイウィン・ライ騎手で、これが香港出身の調教師・騎手のタッグによる海外G1初制覇だった。

タイトル争いに関しては、長く1998/99年シーズンの3位が最良の成績だったが、ついに2019/20年シーズンに67勝を挙げて初のリーディングを獲得。本人は地元紙のインタビューに応え、アシスタントトレーナーになった息子のエリックが新風を吹き込んだことが大きいと語っていた。

近年のG1勝ち

なし

文:秋山響(TPC)