現地時間25日、日本のヴィブロスがメイダン競馬場で行われたドバイターフ(芝1800m)に出走。後方3、4番手付近のラチ沿い追走から直線で外に持ち出され、粘る先行勢をまとめて差し切り快勝した。走破時計は1分50秒20(YIELDING)。日本馬は昨年のリアルスティールに続き、このレース連覇となった。

　1/2馬身差の2着にエシェム、さらに1/2馬身差の3着にはリブチェスターが入線している。

　ヴィブロスはスタート直後から馬群の後方を進み、道中は鞍上のJ.モレイラ騎手に気合いをつけられるような場面もあったが、終始ラチ沿いをキープしてロスを最小限に防ぐと、そのままスルスルと番手を上げて直線に進入。残り300m付近で馬群がバラけるとスムーズに馬場の三分所に持ち出され、そこからディープインパクト産駒らしい鋭い決め手を発揮した。