現地15日にG2スーパーレイティブステークス（芝7ハロン）を制した2歳馬グスタフクリムトは、9月のG1愛ナショナルステークス（芝7ハロン）を目標とするようだ。

　A.オブライエン厩舎のガリレオ産駒グスタフクリムトは、6ハロンのデビュー戦こそ5着に敗れたが、7ハロンに距離を伸ばした2戦目からは2連勝で重賞制覇。そして9月10日にカラ競馬場で行われる愛ナショナルSは、翌年の英2000ギニーを目指す2歳馬たちの多くがターゲットとするレースとして知られる。

　オブライエン調教師は「前走では輸送を含めて多くを学んだ。経験することで多くのことが短時間で身につくのはとてもいいこと。少しゆっくりさせるかもしれないが、愛ナショナルSへ向けて調教していく」と話している。