現地26日にヨーク競馬場で2歳G2ジムクラックステークス（芝6ハロン）が行われ、出走10頭中8番人気の伏兵サンズオブマリが馬場の中央から2馬身3/4差抜け出して快勝。重賞初制覇を飾った。

　2着に1番人気タイのインヴィンシブルアーミー、さらに1馬身差の3着には4番人気のカードシャープが入線した。

　サンズオブマリはデビュー2戦目の前走で初勝利を挙げたばかり。R.フェイヒー調教師は「素晴らしいね。リブチェスターも含め2着は3回くらいあったと思うから、（ジムクラックSでの勝利を）私のリスト入りさせたいと願っていたんだよ」と伝統の2歳重賞初制覇を喜ぶと、「ミドルパーク（ステークス）でも何でもありだね。未勝利を勝っただけの馬なら大口を叩くようだけど、（重賞を勝ったので）そうしなければならない」と、ステップアップへ自信を口にした。