A.オブライエン厩舎のハイランドリールは、現地21日にアスコット競馬場で行われたG1英チャンピオンステークスで3着。しかしオブライエン調教師はこの結果に納得し、改めて11月4日に米デルマー競馬場で行われるG1ブリーダーズカップターフの連覇を目指す意向を示している。

　オブライエン師はハイランドリールが不向きな柔らかい馬場で善戦したこと、R.ムーア騎手が少しでも馬場がいいところを走らせようと馬群から離れた大外を回ったこともすべて納得。「前走（7月のG1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス）から間隔も開いていたし、ソフトな馬場も向かない馬だが、それでもよく走ってくれた」と評価した。

　またオブライエン師は、ハイドレンジア、チャーチル、カラヴァッジオについては米遠征の可能性を保留したものの、ロードデンドロンとローリーポーリーの両牝馬についてはハイランドリールとともにBCへ挑戦させると語っていた。