27日、29日に行われる香港クイーンエリザベス2世カップ（芝2000m）に向けて、有力馬タイムワープに騎乗予定のZ.パートン騎手が記者会見に出席した。

　今季は香港カップ、香港ゴールドカップとG1を2勝し、優勝候補の一角としてレースに臨むタイムワープ。前走は1600mのG2チェアマンズトロフィーで10着に沈んだが、パートン騎手は「前走の1600mでは不本意な結果に終わったけれども、正直理由がよく分からない。彼は短い距離でも結果を残してきたわけだし、普段はああいう走りをする馬じゃないからね」と敗因が明確でないことを明かした。

　それでも「2000mに距離を戻すことできっと良いリズムを取り戻せると思う。コーナーを1回よりも2回の方が彼には向いているしね。だから今回は安心してレースに臨めるよ」と、好成績を残している距離に自信を覗かせている。