現地5日のG1英2000ギニーを制したディープインパクト産駒のサクソンウォリアーが、英国クラシック三冠制覇を目指す可能性が出てきた。

　近年は長距離レースの価値下落に伴って春の二冠馬が秋の英セントレジャーに出ることは少なくなっているが、2012年には英2000ギニーと英ダービーを制したキャメロットが三冠馬になるべく英セントレジャーに挑戦している（結果は2着）。

　サクソンウォリアーの次走はもちろん英ダービー。その後についてA.オブライエン調教師は時期尚早としつつも、ダービーを勝ったならば「三冠は考慮しなくてはならない」と語った。

　なお英2000ギニーでは主戦のR.ムーア騎手が米国遠征で不在だったためD.オブライエン騎手に乗り替わっていたサクソンウォリアーだが、英ダービーでは再びムーア騎手が鞍上に戻ると同師は話している。