現地13日、愛レパーズタウン競馬場にてG3愛ダービートライアルステークス（3歳、芝10ハロン）が行われ、D.マクドノー騎乗の伏兵ハザプールが勝利した。

　2着は3/4馬身差でデラノルーズベルト。1番人気に推されていたザペンタゴンはさらにクビ差の3着に敗れた。

　ハザプールは2歳時に3戦して1勝のみ。ただし2016年に英愛ダービーを連勝したハーザンドのおいにあたる良血馬で、馬主も厩舎も偉大なおじと同じとあって注目はされていた。

　D.ウェルド調教師は「ハザプールはお気に入りの1頭。非常にバランスのいい馬なんだ」「エイダン（オブライエン調教師）の有力馬たち（デラノルーズベルトとザペンタゴン）相手に完勝だ。冬の間にしっかり成長してくれた」とコメント。「スピードのあるステイヤーで、ハーザンドと似たタイプ。とてもタフで馬場への適応力がある」と語り、さらに距離が延びる英ダービーでの好走にも期待していた。