G1英2000ギニー（芝8ハロン）で3着と善戦したC.アップルビー厩舎のマサーが、現地6月2日に行われるG1英ダービー（芝12ハロン）へ向かうことが分かった。

　マサーは2008年の英ダービーを制したニューアプローチの産駒。4月の英G3クレイヴンステークスを9馬身差で圧勝して英2000ギニーでも有力視されたが、勝ったディープインパクト産駒のサクソンウォリアーに1馬身3/4だけ及ばなかった。

　26日のG1愛ダービーにも登録のあるマサーだが、アップルビー調教師は「英2000ギニー後も順調。英ダービー出走の方へ傾いている。血統的にもダービーへ行くべき」とコメント。「ただし本命馬（サクソンウォリアー）を打ち負かさねばならないし、あらゆる改善点を洗い出さねばならない」と、前走で苦杯をなめさせられたサクソンウォリアー打倒を誓っていた。